今週のお題「最近ゲットしたもの」
予期せず3〜4kgぐらいの鹿肉を手に入れる機会があり、見様見真似で鹿肉を調理したときの記録です。
鹿肉が手に入るまでの経緯
神奈川県主催のオンライン移住セミナーに参加したときに松田町の寄という地域で狩猟体験イベントがあると告知があった。 イベントの概要があるWebページには抽選になるかもと書いてあったので落ちる前提でノリで申し込んだところ、運良く参加することができた。
そのイベントでは、解体体験で処理した鹿肉は参加者に配ってくれるということでいろんな鹿の部位の肉をもらうことになった。 1人分は大体2kgなのだが隣にいたおじさんが俺は肉いらないからあげるよと譲ってくれることになり、おかげで私は3〜4kgの鹿肉を手にすることができた。
調理したもの
鹿カツ
今回調理したものの中で一番美味しかった。自分でシカの狩猟ができるようになったら絶対にもう一度鹿カツをつくるんだという強いモチベーションができた。 レシピは以下のものを参考にした。
肉を解凍してちょっと薄めに切り薄力粉と卵とパン粉をつけて油で揚げればいいだけ
スパイスカレー
コリアンダー、ターメリック、チリパウダーの3種のスパイスとトマト缶と玉ねぎを使う普段作っている感じの要領で作った。 スパイスカレーはスパイスカレーの教科書という本で作り方を学んだのでそれを踏襲している。 普段鶏もも肉で作るカレーと同等のレベルで美味しくいただくことができた。
野菜炒め
塩だけで味付けしたので、シンプルかつワイルドな仕上がりになった。ただ、炒めすぎたのか鹿肉が固くなってしまった。 固い肉を一生懸命噛んで食べていると、野性的な味も相まって「なんか生きてる!」という不思議な感覚になった。
味噌炒め
野菜炒めがワイルドすぎたので、次は味噌で炒めてみることにした。若干くさみが消えた感じがして美味しかった。
鹿肉調理の感想
鹿肉を食べた経験はあるのだが、自分で調理したことはなかった。 スーパーの肉は品質管理されているんだなぁと実感した。火が入りすぎて鹿肉が固くなってしまったり、試行錯誤の連続で面白かった。
鹿肉の在庫がある間はスーパーで肉を買わなくていいので毎月ギリギリで耐えている家計的にも助かった。 ありがとう!鹿肉を譲ってくれたおじさん!

